日系車の燃費性能は確かに優れているが勝てない相手ではない=中国報道

2017年11月15日 07時12分 (2017年11月17日 00時00分 更新)

中間所得層が拡大している中国だが、それでも自動車は大半の人びとにとっては決して安い買い物ではない。それゆえ車を選ぶ際には、購入価格や維持費など、ざまざまなことを考慮する人が大半だと言えるだろう。(イメージ写真提供:123RF)
(サーチナ)

 中間所得層が拡大している中国だが、それでも自動車は大半の人びとにとっては決して安い買い物ではない。それゆえ車を選ぶ際には、購入価格や維持費など、ざまざまなことを考慮する人が大半だと言えるだろう。

 中国車よりも高価となる輸入車や合弁車の販売には決め手となるセールスポイントが重要になってくるが、中国メディアの今日頭条は4日、日系車のセールスポイントの1つである「低燃費」は果たして事実なのかと疑問を投げかけ、測定結果によって検証する記事を掲載した。

 中国で販売される合弁車にはドイツ車や米国車、韓国車、そして日系車などがあるが、そのなかで日系車が低燃費だというのなら他の車とどれほど差があるのか、またいつから低燃費が日系車のセールスポイントになったのかとした。

 記事は、低燃費が日系車のセールスポイントになったのは、「1970年代に生じたオイルショックによってガソリンの値段が高騰したこと」がきっかけだったとし、日本の自動車メーカーは燃費性能の良い車の開発に注力し、排気量の大きい車に比べて排気量の小さい日本車はオイルショックをきっかけに「低燃費」という強みを獲得したと論じた。

 しかし自動車の燃費について正確に比較するには、「排気量の同じ車を比較する必要がある」と指摘し、同じ排気量の車をターボエンジン車と自然吸気エンジン車にわけて燃費を比較しているが、結論として自然吸気エンジンを搭載した日系車の燃費は確かに他の合弁車に比べて優れていたと紹介した。

 一方で、日系車と同等の燃費性能を持つ合弁車も存在することを伝え、中国車にとっても「日系車は必ずしも戦えない相手ではなく、競争相手として捉えるべきであり、中国車より優れていると恐れる必要はない」と主張。これから巻き返しを図りたい中国の自動車業界としては日系車を過度に恐れるのではなく、追いつくことができる相手として見据え、努力していくべきだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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