中国の大連駅が「上野駅」にそっくりで、瀋陽駅が「東京駅」に酷似しているワケ=中国メディア

2018年1月14日 16時12分 (2018年1月17日 00時00分 更新)

大連駅は満州国時代に建てられた駅だが、正面から見ると東京の「上野駅」の正面玄関口にそっくりだ。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)

 中国北東部には日本と中国の悲しい歴史を物語る建築物が数多く残されている。遼寧省大連市の大連駅もその1つであり、大連駅の外見は中国の他の地域の駅とは違っているように見受けられる。中国メディアの今日頭条はこのほど、大連駅は東京に存在する「ある駅」とそっくりであることを伝える記事を掲載した。

 大連駅は満州国時代に建てられた駅だが、正面から見ると東京の「上野駅」の正面玄関口にそっくりだ。大連駅の方が上野駅より大きいものの、建築物全体のデザインは両駅ともに非常に酷似している。

 記事は、大連駅は上野駅よりも大きいが、確かに似ていると指摘し、その理由は「日露戦争で大きな損傷を受けた大連駅を新たに建造したのが日本人だから」だとし、大連駅は満州鉄道の太田宗太郎氏が上野駅を参考に設計したものだからだと指摘した。さらに、当時の大連駅はアジア最大規模の駅であったとし、当時の上野駅よりもさらに先進的で、より大きく、よりモダンだったと伝えた。

 また、大連駅の立地は平坦ではなく、高低差があったことから、太田宗太郎氏はこの高低差を活かし、自動車で駅の2階部分に直接乗り入れることができるように設計したと指摘。現代の空港でも見られる設計だが、2階部分は出発、1階部分は到着と階層を分けることでスムーズな利用を実現したとし、こうした設計が取り入れられたのは「当時の中国では大連駅が初だった」と伝えた。

 さらに記事は、大連駅だけではなく、瀋陽駅も日本人によって設計された駅であり、東京駅を設計した辰野金吾氏の教えを受けた太田毅氏と吉田宗太郎氏の設計によるものだと紹介。だからこそ、瀋陽駅はまるで東京駅のような外観であることを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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