“仲間置き去り”の韓国女子パシュート選手、涙の謝罪会見もうそだった?=韓国ネットの怒りもヒートアップ

2018年2月21日 15時06分

21日、平昌五輪のスピードスケート女子チームパシュートの準々決勝で、韓国チームの選手が後れをとる最後尾の選手を気遣うことなくゴールして波紋を呼ぶ中、前方にいた選手の謝罪会見が行われた。写真は平昌五輪の会場。(Record China)

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2018年2月21日、平昌(ピョンチャン)五輪のスピードスケート女子チームパシュート(団体追い抜き)の準々決勝で、韓国チームの選手が後れをとる最後尾の選手を気遣うことなくゴールして波紋を呼ぶ中、前方にいた選手の謝罪会見が行われた。しかし、依然として世間からは厳しい声が上がっているという。韓国・トップスターニュースなどが伝えた。

キム・ボルム、パク・ジウ、ノ・ソンヨンの3選手は19日、女子チームパシュート準々決勝に出場。韓国は3分3秒76でゴールし、8チーム中7位にとどまった。キム選手とパク選手の2人は最後尾のノ選手を大きく離してゴール。チームパシュートの場合、最後尾の走者のタイムが記録されるため、チーム内の呼吸や互いにフォローし合うことが重要になってくるが、キム選手らはこれをせずに、個人戦のような印象を与えた。

また、試合直後に行われたインタビューでは、キム選手がノ選手に責任を押し付けるかのような発言をして物議を醸した。インタビュー中にほほえむ姿も韓国国民の怒りを買ったそうだ。

事態を受け、キム選手は翌日20日に記者会見を開き「深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と涙ながらに謝罪。レースについて「ラップタイムを29秒台にとどめるのが本来の役割だったため、そこに神経を使ってしまい遅れをとったノ選手を気遣えなかった」と話し、「先頭にいながら後ろの選手を確認しなかったのは自分の過ちなので悔しいとは思わない。過ちを痛感している」と続けたという。同席したペク・チョルギ監督も「代表チームが低調な成績に終わったのはコーチ陣の責任」と強調、「普段からチームはいい雰囲気」と話したという。

しかしこの会見後、すぐにノ選手から反論が飛び出した。ノ選手はSBSニュースを通じて「お互い訓練場所も異なり、会う機会もほとんどなかった。(雰囲気も)良くなかった。競技についての会話もなかった」と話したのだ。記事では「キム選手の会見内容は予め脚本が作られていた」と伝えている。

これに、韓国のネット上では1万3000件を超えるコメントが寄せられている。「記者会見というより国民大詐欺劇」「世界中に恥をさらしただけでなく、記者会見で国民の怒りを買った。もうメダルなんていらないから競技に出ないで」「卑劣な競技運営!傲慢(ごうまん)なインタビュー!うその記者会見まで?」「最後までうそを貫く監督と選手に税金はあげられない。国家代表の座を剥奪すべき。スポーツ精神のない選手にその資格はない」など、キム選手の会見はさらなる国民の怒りを買ってしまったようだ。

怒りの矛先はペク監督にも及び「監督の資格がない」「若い選手を管理するのが監督。その監督が先頭に立ってあんなことをしてるから…。責任をとって辞めるべき」との声が上がった。

一方のノ選手に対しては「負けないで頑張って」「勇敢なノ選手を応援します」「勇気を出してくれてありがとう。次の競技が済んだら記者会見しましょう」と励ましのメッセージが相次いだ。(翻訳・編集/松村)

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