古代中国では世界を変えるほどの発明が複数生まれている。たとえば古代中国の4大発明とされる「紙」、「火薬」、「羅針盤」、「印刷」は現代においても必要なものばかりだ。
この4大発明は中国人のイノベーション能力の高さを示す事例と言えるが、中国人から見ると日本人も創意工夫が上手な国民性に見えるらしい。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本には中国人も驚く製品やモノが数多く存在すると伝え、暮らしを快適に便利にする発明を紹介、「日本人も発明上手だ」と伝えている。

 記事がまず紹介したのは「こたつ」だ。日本人にとっては非常に身近な暖房器具だが、中国では冬の暖房といえば「暖気(ヌアンチー)」と呼ばれる温水を循環させて部屋の温度を上げるためのものが中心だが、こたつを体験した中国人はその気持ち良さと暖かさの虜になるようで「一度入ったら出られない」と伝えた。

 続けて、ビールなどの飲料のふた付近に点字で内容物が明記されていることも「創意工夫」であり、「人に優しい配慮」であると称賛。こうした取り組みは日本に限ったことではないが、中国ではまだあまり見られない配慮であり、目の不自由な人にとっては「偉大な発明」に該当すると指摘した。


 さらに記事は、インスタントラーメンの自動販売機や、インスタントラーメンのふたをぴったりと閉めるための重りなども「あると便利」だとし、さすがインスタントラーメンが生まれた国だと指摘。古代中国の4大発明ほどのインパクトはなくとも、日本には「生活を便利にするための創意工夫」が数多く存在することを指摘し、日本人も創意工夫が上手な国民性だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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