アメリカ・ファーストのおかげで「日中韓の関係がにわかに改善?」=中国メディア

2018年5月15日 16時12分 (2018年5月18日 00時00分 更新)

中国からは李克強首相が訪日し、安倍晋三首相と文在寅大統領と協議を行った。今回の話し合いによって「朝鮮半島の完全な非核化」だけでなく、日中韓3カ国が非常に多岐にわたる分野で協調する立場を取っていくことで合意がなされた。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)

 日中韓の関係の良し悪しはそれぞれの国の貿易に大きな影響を及ぼすだけでなく、世界経済に対しても影響力を持つものだ。しかし、ここにきて日中韓の関係がにわかに変化しつつある。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、9日に東京で開催された第7回日中韓サミットでなされた話し合いについて触れ、「日中韓の3カ国の関係に変化が生じ始めたのは、米トランプ大統領の存在が原因なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国からは李克強首相が訪日し、安倍晋三首相と文在寅大統領と協議を行った。今回の話し合いによって「朝鮮半島の完全な非核化」だけでなく、日中韓3カ国が非常に多岐にわたる分野で協調する立場を取っていくことで合意がなされた。また今後の見通しについて「引き続き3カ国の協力を強め、朝鮮半島及び北東アジアの平和と安定の維持で協力する」とした。

 記事は、日本と中国、そして、韓国は隣国同士として「広範囲において共通の利益を持つ」と主張し、貿易をはじめとする経済面での結びつきも強いと指摘。しかも、日中韓の国内総生産の合計は世界全体の20%を占めていることから、それぞれの関係が改善されることはそれぞれの国の経済にとってのメリットは大きいと強調した。

 一方、一時はすっかり冷え込んでいた日中関係に改善の兆しが出てきた背後には、「米トランプ大統領の『アメリカ・ファースト』政策がある」という指摘もあると紹介。上海社会科学院の研究員の話として、日中韓が接近し始めたのは3カ国がともに「アメリカ・ファースト」によって一定の損失を被っているためであり、トランプ大統領の「グローバル化に反する政策は日米関係、米韓関係、米中関係に回避できない難題を突きつけているため」であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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