中国の自動車関税引き下げで、日本の自動車メーカーが値下げ発表―中国メディア

2018年5月23日 20時10分

23日、新浪財経は、中国政府が輸入自動車の関税引き下げを決定したことを受けて、トヨタ自動車が高級ブランド「レクサス」を中心に値下げを表明したと伝えた。値下げ幅については5月末までに決定するという。写真はトヨタ。(Record China)

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2018年5月23日、新浪財経は、中国政府が輸入自動車の関税引き下げを決定したことを受けて、トヨタ自動車が高級ブランド「レクサス」を中心に値下げを表明したと伝えた。値下げ幅については5月末までに決定するという。

記事は、「中国で生産していないスバルの関係者も含め、日本の自動車メーカー全体で歓迎ムードが広がっている」と紹介。トヨタの関係者は「速やかに輸入車の値下げを実施し、競争力のある製品を中国の消費者に提供したい」と述べたことも伝えた。

そして、「トヨタは2017年に日本から中国へ14万6000台の自動車を輸出しており、その大部分がレクサスで、約13万台を占めている。値下げの対象は高級ミニバンのアルファードなども含まれ、高級車に対する中国消費者の需要をさらに刺激するものとなるかもしれない」と指摘した。

一方で、「日本メディアは、日本メーカーは現地生産と販売拡大に力を入れており、業績に与える影響には限りがあると分析している」と紹介。「2017年には中国で152万台を販売し、日本車の中で最も多く売り上げた日産は、日本からの輸出車は販売台数の1%にも満たず、そのほとんどが高級ブランド『インフィニティ』。しかもこの『インフィニティ』も現地生産の方向で進めているところだ」と伝えた。

さらに、「ホンダの戦略は、現地生産を通して中国人の好みに応じたデザインの乗用車やSUVの販売数を伸ばすという方法だ。三菱も現地生産によって、燃費偽造問題の中で業績回復の助けとしている」と指摘した。

記事は最後に「欧米のメーカーも含め、中国市場における販売競争は日に日に激しくなっており、関税の引き下げはこの競争をより激しいものとするかもしれない」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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