日本の高齢者が体力テストで記録更新―中国メディア

2018年10月12日 08時50分

日本のスポーツ庁は2017年度体力・運動能力調査の結果を公表。体力テストの結果を点数化した合計点は、70代は男女ともに調査開始以降の最高を更新し、高齢者の体力の充実が目立った。その一方で、女性の運動実施率は中学生から40代にかけて下降した。資料写真。(Record China)

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日本のスポーツ庁は7日、2017年度体力・運動能力調査の結果を公表した。体力テストの結果を点数化した合計点は、70代は男女ともに調査開始以降の最高を更新し、高齢者の体力の充実ぶりが目立った。その一方で、女性の運動実施率は中学生から40代にかけて下降した。中国新聞網が伝えた。

スポーツ庁は「高齢者が健康を強く意識し、ウォーキングなどの運動を実施する機運が高まっている」と分析。若い女性の運動離れの要因は「働く世代については社会進出が進み時間がなくなったことなどが考えられる」とした。

本調査は2017年5-10月に、6-79歳の6万4648人を対象に実施された。握力、上体起こし、長座体前屈など各種体力測定を行うと同時に、運動習慣に関するアンケート調査を行った。

65歳以上については、6項目・60点満点で結果が導き出された。上体起こしと6分間歩行では、ほぼ各年齢層の男女に向上が見られた。75-79歳の男性は36.28点、女性は36.03点で、いずれも4年連続で記録を更新し、約20年間で6点ほど向上している。70-74歳の男女の他に、65-69歳の女性も記録を更新。65-69歳の男性は過去2番目の成績だった。

6-19歳の男女の体力がピークに達した1985年度前後と比べると、中学生男子は50メートル走を除き低い水準となっているが、男女の体力は近年おおむね向上もしくは横ばいの状態となっている。子育て世代の30~40代の男女の体力は停滞している。

また調査は各年齢層の運動習慣と、1998年度に始まる現行の調査方法のデータを比較分析した。運動を「毎週1回以上」するとした人は、男性のほぼすべての年齢層で増加したが、中学校から49歳までの女性は減少した。特に19歳の女性が運動する比率は、46%から34%に大幅に低下した。スポーツ庁は、女性が運動しやすい環境づくりを検討すると表明している。

調査では、小学生のうち幼児期に外遊びする頻度が高いほど、運動習慣を養いやすく、体力テストでも点数が上がることも明らかとなり、幼児期の運動の重要性が再確認された。(提供/人民網日本語版・編集/YF)