日本の動物園で虎に襲われ死亡した飼育員、遺族が放った一言に驚きを覚える中国ネット民

2018年10月12日 15時12分

鹿児島県の動物園で起こった、飼育員が愛情を込めて飼育してきたホワイトタイガーに襲撃され死亡するという痛ましい事故は、中国でも話題になった。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)

 中国メディア・人民網は10日、日本の動物園で飼育員がホワイトタイガーに襲撃され死亡する事故が発生したことを報じるとともに、飼育員の遺族がホワイトタイガーを殺処分しないよう求めていると報じた。

 記事は、鹿児島県鹿児島市の平川動物公園で8日、閉園後に40歳の飼育員男性がホワイトタイガーの檻の中で頭から血を流して死んでいるのが発見されたと紹介。体長約180センチ、体重170キロのホワイトタイガーが8日午後5時過ぎに男性を攻撃していたことが分かったとしている。

 また、男性が襲撃された時間が園内の清掃時間で、園の規定により飼育員とトラは同じ部屋に入ることができないことから、男性はホワイトタイガーを展示エリアから檻の中に移した後、檻の鍵を掛けなかったために攻撃された可能性があると伝えた。

 そして、男性の遺族が動物園に対して「どうかこのホワイトタイガーを引き続き飼育してください」との姿勢を示していると紹介した。

 飼育員が愛情を込めて飼育してきたホワイトタイガーに襲撃され死亡するという痛ましい事故、そして遺族の意志に対して中国のネットユーザーは「まずはこのような悲劇の再発を起こらないように考えなければ」、「ホワイトタイガーは悪くない。遺族は善良だ」、「善良かつ理知のある人たちだ」、「わが国ではこんな風にはならない」といったコメントを寄せている。

 「わが国ではこんな風にはならない」という感想の背景には、人を襲った動物園の猛獣が人間側の過失にもかかわらず問答無用で殺処分される事例や、襲撃され死亡した飼育員や市民の遺族が動物園に対してすぐさま賠償金を求める訴訟を起こすといった事例が中国で少なからず発生していることがあるようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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