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カンヌ最高賞「万引き家族」の書き下ろし小説版

2018年5月21日 16時01分
第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルムドールを受賞した映画「万引き家族」。その公開に先立ち、5月28日、是枝監督自らが書き下ろした小説版「万引き家族」が宝島社より発売される。価格は1,300円(税別)。

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是枝監督が「10年くらい自分なりに考えて来たことを全部この作品に込めようと、そんな覚悟で臨みました」という本作。東京の下町を舞台に、家族ぐるみで小さな犯罪を重ねる一家の「家族を超えた絆」を描いたヒューマンドラマで、祖母の初枝と、彼女の年金を目当てに移り住んできた息子の治と信代夫婦、その息子の祥太、信代の妹の亜紀、治が助けた少女・じゅりの織りなす物語が繰り広げられる。

人と人との関係が希薄なこの時代に、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、真の「つながり」とは何かを問う、衝撃と感動がひとつになる稀有な作品だ。

是枝監督が自ら書き下ろしたノベライズ本では、映画では語り尽くせなかった人物の背景や感情が描かれている。映画を観て、さらに小説を読むことで、はじめて是枝作品特有の、何層にも重なる登場人物の内なる想いがひとつひとつ丁寧に回収され、物語をより多角的に、立体的に捉えることができる。

また、登場人物たちが劇中では発することがなかった、“声にならない声”が明らかになることによって、「家族の絆」について、作品のメッセージがより鮮明に。映画の副読本としてはもちろん、映像の世界観を何度も反芻し、感動を倍増するために欠かせない一冊だ。


元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20180549590.html

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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