TVアニメ『おそ松さん』第2期スペシャルイベント「フェス松さん’18」が19日、パシフィコ横浜にて開催された。イベントでは特大発表として『おそ松さん』の映画化が発表されたほか、キャスト陣が体を張って“着ぐるみ”の6つ子たちと対決に挑んだ「ファン感謝デー in フェス松さん」や完全新作の朗読劇なども行われ、ファン大熱狂のイベントとなった。


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 『おそ松さん』は、赤塚不二夫生誕80周年を記念して制作・放送されたTVアニメ。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作とし、クズでニートな大人に成長した6つ子を主人公として一話完結で描く、笑えて、泣けて、ほっこりも出来る予測不能なギャグコメディ。
 
 櫻井孝宏(おそ松役)、中村悠一(カラ松役)、神谷浩史(チョロ松役)、福山潤(一松役)、小野大輔十四松役)、入野自由トド松役)、遠藤綾トト子役)、鈴村健一(イヤミ役)、國立幸(チビ太役)、上田燿司(デカパン役)、飛田展男(ダヨーン役)、斎藤桃子(ハタ坊役)の総勢12名のメインキャストが一堂に会した同イベント。同作の脚本を手掛ける松原秀が同イベントのために書き下ろした脚本による朗読劇「なんでもない こぼれ話集」や、キャスト同士のトークショー、賞金を賭け6つ子を演じるキャスト陣VS“着ぐるみ”の6つ子で対決した「ファン感謝デー in フェス松さん」や着ぐるみによるコントなど、盛りだくさんの内容を展開。
 
 朗読劇は、チョロ松×トト子「海」、おそ松×一松「アイス」、イヤミ×十四松×トド松「とりひき」、デカパン×ダヨーン「おっさんのラブ」、トド松×十四松×一松×カラ松「お金返して」、チビ太×ハタ坊×チョロ松「ケンカ」、カラ松「サマー仮面 in フェス松」の7エピソードを紹介。中でも「サマー仮面 in フェス松」では、朗読劇開始前にサマー仮面ver.の着ぐるみカラ松が登場していたこともあり、大盛り上がりとなった。

 
 イベント内で1番黄色い歓声が響いたのは、キャストチームVS着ぐるみチームで競技対決を繰り広げた「ファン感謝デー in フェス松さん」。小野大輔VS十四松「十四松ダンス」、中村・福山・入野VS6つ子「6つ子ポージング」、櫻井・神谷VSおそ松・チョロ松「グルグルバットハグ」、キャスト6人VSおそ松・カラ松「長なわとび」対決を実施。「長なわとび」では、その名の通り長なわとびを何回飛べるかを対決。普段見ることのない人気声優らの体を張った対決に、会場中から笑いや歓声が上がった。
 
 そして、イベント最後に劇場版『えいがのおそ松さん』が発表されると、ファンの興奮が最高潮に。おそ松役の櫻井が「楽しみに待っててください」とアピールし、幕を閉じた。

 
 『えいがのおそ松さん』は2019年春公開。