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【雑学キング!】NHKで番組と番組の間に少し流れる映像"調整犬"って知ってる?

2010年3月24日 00時00分 (2010年4月7日 23時44分 更新)

NHKで早朝に放送されている、番組とも言えない番組(映像?)に癒されている。優しげな音楽と共に犬猫がただじゃれあうだけの映像。仕事でヘトヘトになりながら早朝に帰宅したときなど、このほんのささやかな数秒の映像に心から救われることもある。ちなみに、インターネット上ではこの映像が時間調整用の映像であるとのことから、そこに出てくる犬・猫のことを「調整犬(ちょうせいけん)」とか「調整猫(ちょうせいねこ)」などと呼んでいるようだ。

では、どんな人がこの映像を作っているのだろう。NHKに問い合わせてみたところ、広報局制作部の貫井さんという方が答えてくれた。驚くべきことに、あの映像は20年以上も前のものだという!


―まさかそんなに古い映像だったとは!

「映像を作っていた方が定年を迎えて退職されているので、当時のことを知る人も少なくなってきました。私が知っている限りでお答えさせてもらうと、あの犬猫映像には10パターン以上ありましたが、フィルムが古くなってしまい、ノイズが入って使えなくなってしまったものが半分ぐらいあって今でも実際に使えるのは4、5本。それを何度も使い回しているんです」(貫井さん、以下同)

―どういう目的で作られた映像だったのですか?

「時間調整用です。スポット映像と言って、ステーションブレイク(番組と番組の間にある数分間)に差し込まれるために作られました。犬猫以外にも膨大な数の映像があって、長いもので5分、短いものだと10秒なんてものもあります。犬猫は短いほうですよね」

―調整犬とか調整猫などとネットでは言われているようなんですが、現場でもそういった呼び方をしているんですか?

「いや、そのまんま、『犬猫』などと呼びますね(笑)。例えば、国会中継が予定よりも早く終わったときに、『次、犬猫入れて』といった感じ。早朝の時間帯に流すことも多いのですが、特に定時が決まっているわけではないんですよ」

―はー。神出鬼没というわけですか。

「犬猫以外にもこうした映像で言えば、『白神山地のブナ林』とか、いろいろありますよ。シリアスな社会派番組が続いたときなどに、パッと差し込むことで、ちょっとしたヒーリング効果を狙ってみたりもするわけです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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