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伊藤みどりがトリプルアクセルに挑んだ理由とは

2011年12月26日 16時00分 (2012年1月3日 11時22分 更新)
 “年末の風物詩”ともなっているフィギュアスケートの全日本選手権が26日まで開催されている。この大会は来年3月に行われる世界選手権の選考会も兼ねており、誰がその切符を手にするのか、気になるところだ。
 その中で注目を集めたのが、今大会復活の優勝を手にした浅田真央選手。そんな浅田選手の代名詞といえるのが3回転半ジャンプ、いわゆる「トリプルアクセル」だ。

 公式大会でトリプルアクセルを初めて成功させたのは、カナダのヴァーン・テイラー氏。1978年の世界選手権でのことである。そして、1984年のサラエボオリンピックで同じくカナダのブライアン・オーサー氏が五輪大会史上初めてのトリプルアクセル成功者となった。
 しかし、彼らは男子選手。女子選手ではどうだろうか。
 女子選手の「トリプルアクセル」の歴史をこじ開けたのは、誰もが知るフィギュアスケート選手の伊藤みどりさんだ。1988年の国内選手権で、2試合連続でトリプルアクセルを成功させると、同年12月のNHK杯でも成功させ、国際大会初の快挙を成し遂げる。
 そして、今でも多くの人の記憶に残っているであろう1992年のアルベールビルオリンピックで五輪史上初めて、女子選手によるトリプルアクセルの成功を達成するのだ。

 『伊藤みどり トリプルアクセルの先へ』野口美恵/著、主婦の友社/刊)は、そんな伊藤みどりさんの半生を、スポーツライターの野口美恵さん(*「恵」の字は旧字体表記)が追いかけた一冊である。

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