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寝酒は逆効果? 快眠と飲食の重要な関係性

2013年1月5日 11時00分 (2013年1月27日 12時01分 更新)

人間は高い体温が下がるときに眠くなる。アルコールには高くなった体温を下げる効果があるため、確かに寝つきはよくなるが……

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眠れない、眠りが足りない、起きられない……。そんな「睡眠」に頭を悩ませている人は、日々の食生活に目を向けてほしい。実は、食と睡眠には深い関係があり、眠りに関する問題解決のヒントもそこに隠されているのだ。

まず、誤解を抱きがちなのが「寝酒でぐっすり眠れる」という通説だ。スリープクリニック調布の遠藤拓郎先生は、こう指摘する。

「人間は高い体温が下がるときに眠くなります。アルコールには、高くなった体温を下げる効果があるため、飲酒後に急に眠くなるのです。しかし、アルコールは3時間ほどたつと分解され『アルデヒド』という有害物質に変わり、交感神経を刺激して覚醒状態にしてしまいます。酒で寝つきはよくなるけど、眠りが浅くなるのはそのためです。酒は早めに飲んで、アルデヒドが分解される3時間後から眠るといいでしょう」

この「高い体温が下がるときに眠くなる」というメカニズムを利用し、辛い食べ物を摂ることが快眠に効果的だと遠藤先生は言う。

「寝る前に体温を上げておけば、脳が『体温を下げなさい』と指令を出して眠りやすくなります。体温を効率的に上げて下げるには食事が大事。特にキムチやトウガラシなどカプサイシンを含むものがいいでしょう」

一方、仕事中に眠気に悩まされるような人は、昼食の摂り方を見直したほうがいいようだ。

「もともと、人間は午後1時から3時の間に強い眠気を感じる生体リズムを持っているのですが、昼食による体温の一時的な上昇と下降によって、眠気をさらに促してしまいます。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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