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マスコミの行き過ぎた取材に違法性はないのかを検証してみた

2014年10月8日 12時06分 (2014年10月13日 11時32分 更新)
和歌山毒物カレー事件が発生した当時、連日マスコミは後に死刑判決となった林眞須美について報道を続けました。
マスコミは疑惑の段階から林眞須美をテレビで晒し続け、自宅の周りに24時間張り込みを行うなど、マナーが悪いだけでは片付けられないような行為も多々行っていたようです。
その時のマスコミの様々な行動は問題だったのでは、とするコラムがネット上で話題となっており、そこに掲載されたマスコミの行為が法的に問題はないのか、検証してみる事にしました。

 ■何とか家に上がろうとドアを叩き、受け取ってくれるまで帰らない
住居侵入・不退去罪
住居侵入・不退去罪の対象である住居には建物内部だけではなく戸建てであれば門柱や塀の内側の庭部分も含まれます(邸宅に含むとする考えもありますが邸宅侵入罪が成立する点で結論は同じです)。
取材のためであっても相手がたとえ殺人の容疑者であっても他人の住居侵入することは違法です。少なくともインターホン越しに名乗って取材を断られた後長時間敷地内に居座り続けることは住居不退去罪となります。
他人の意思に反してその住居に入るには司法官憲の発する「令状」が必要です。

■あるスポーツ紙は「怪しい」とう噂の段階で夫・健治の顔写真を堂々と掲載した
名誉棄損不法行為
他人の社会的評価を公然と貶める行為ですので名誉棄損罪が成立する可能性があります。
ただし公訴提起前の犯罪行為に関する報道は公共の利害に関する事実とみなされますので専ら公益を図る目的であってかつ真実である場合には例外的に名誉棄損となりません。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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