54歳のカリスマ童貞・山口明だから分かる新しいモテ論

童貞モテ革命

連載第57回「チェリハラしていると不幸になるよ!?」

童貞を差別するハラスメントって?

 本日も童貞なり。
 モヤハラ被害者の山口明です!! いや~、前回のモヤモヤさせるハラスメントのモヤハラ、どうでしたか? 実際の話、美女にモヤモヤさせられても全く嫌な気持ちではないので、こんな素敵なハラスメントならば本当に大歓迎ですよ!!
 しかし童貞に対するハラスメントは本当に不快になるときがありますよ。

ハラスメントって、された人が不快に感じれば、もう立派な犯罪ですよね。
 今回は童貞に対するチェリー・ハラスメント、略して「チェリハラ」について語ってみたいと思います。

世の中の男がみんな発情しているわけじゃない!

 オレって酒もタバコもやらないんですけど、そんな話をすると「じゃあコレだけですか?」とニヤニヤしながら小指を立てる人がいます。「いや~女もやらないんですよ。オレ童貞なんですよ」と言うと、今度は表情が険しくなって「あんた、おかしいんじゃないの!?」と言い出すんですよ。こんな童貞を差別するような発言こそが「チェリハラ」ですよ。


 先日も初めて会った人に「なんでセックスしないの?」「ムラムラしないの?」「風俗行けばいいじゃん」などと言われ続けて、本当に不快でしたよ。世の中の男が常にムラムラと発情していて、風俗に行っているわけじゃないでしょうよ。想像力が貧困ですよね。

セックスしない世代がマジョリティに!?

 ところで、今の若い世代の童貞率と処女率が50%近いと言われていますが、あと10年もたてばこの世代が社会の中心になるわけだから、童貞と処女がマジョリティになるんですよ。セックスしている人たちはマイノリティになって、肩身が狭くて何か恥ずかしい層になるわけです。
 現在もセックスしているのが恥ずかしくないと言う人がいたら、オレの目の前でやってみてくださいよ!! スイマセン、少し熱くなっちゃいました…。


 しかし冷静になって考えてみても、やっぱり「チェリハラ」は完全な差別で、立派な犯罪ですよ~。

55歳で童貞だと魔法を超えた力が使える!

 よく童貞のまま30歳を超えると魔法が使えるとか言いますよね。オレみたいに四捨五入して60歳になる童貞だと、魔法よりもさらに不思議な力があるみたいで、オレと揉めた人、オレの嫌いな人、オレと疎遠になった人って、だいたいみんな不幸になっていくんですよ。ですからオレにチェリハラする人は気をつけてくださいよ。
 本当にチェリハラは危険ですよ。童貞をバカにしていると、世の中のすべての童貞のネガティブなエネルギーがあなたに襲い掛かって、不幸の坂道を転げ落ちるかもしれません。

あ~、生まれてこなければ良かった、なんて悔やむことになるかも。そんなわけでチェリハラは止めましょう~!!
 ではでは、また来週~。(凄く楽しそうに)

【山口明:プロフィール】
やまぐちあきら…54歳カリスマ童貞デザイナー。
「ミッシェル・ポルナレフの『チェリーに口づけ』って童貞にキスする歌ですかね? ってボケてみましたが、『シェリーに口づけ』ですね。ミッシェル・ポルナレフってオレが中学生だった頃、とにかく出す曲がすべて洋楽チャートの1位になってたんですよ。人気絶頂期に、男なのにヌード写真を発表して話題になってました。

当時、オレは“見せる・ポルナレフ”なんてダジャレを言ってましたけど、そのヌード写真って股間に帽子が掛かっていて、肝心な部分が見えなかったんです! なんだ!! “見せる・ポルナレフ”じゃないじゃん!!」

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