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会社も社員も不幸にする「正社員採用」というギャンブル 甚大な労力をかけても無駄?

2015年9月11日 06時05分 (2015年9月13日 06時00分 更新)

「社員にアップルウォッチをプレゼントする」と宣言して話題になった派遣会社リツアンSTC代表取締役でリツアン働き方研究所所長の野中久彰氏に、若者の離職率が高いという日本社会の現状について意見を聞いた。

「日本企業は『恋愛』をしたほうがいい」と、野中氏は従来の社員採用の手法をお見合いに、派遣による採用手法を恋愛にたとえてわかりやすく解説してくれた。

「お見合いを否定するわけではありませんが便宜的に使わせていただくと、従来の面接や適性検査だけで採否を決める『お見合い』式の採用方法では、どうしても雇用のミスマッチを生んでしまいます。それが若者の不幸を生んでいる原因だと思います。

 企業は、面接だけでは応募者の人柄や能力を正確に見極めることができません。また、応募者も外から企業の内情を知ることはできないのです。就職は結婚と並び人生の大きな分岐点です。また、企業にとっても新卒採用は1人当り生涯年収3億円といわれる大型投資になります。そのような重要な契約が、非常に少ない情報をベースにしか下せないのが『お見合い』式の採用手法の欠点です。

 相互理解が深まっていない中での雇用ですから、当然入社後にトラブルに発展することがあります。入社前に思い描いていた理想像と、入社後の現実にギャップが広がれば離職率は高くなってしまいます。派遣期間に企業と応募者の双方が相手を確認するという『恋愛』式の採用方法が、これからの時代には合っていると思います」(野中氏)

 マスコミ報道の影響もあり、社会的には派遣に対するイメージに偏りがある。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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