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うますぎるハーゲンダッツ!材料はシンプルなのに、なぜ他社はマネできない?

2015年10月25日 06時05分 (2015年10月27日 06時00分 更新)
こうした家庭のキッチンにあるような食材を使うことをハーゲンダッツでは“キッチン・フレンドリー”と呼んでいます。合成添加物を使用せず、キッチン・フレンドリーな原材料を選んでアイスクリームをつくる理由は、素材のおいしさをそのまま伝えるためです。こうしたコンセプトは健康を気遣う現代人のニーズにもぴったりマッチしていることでしょう。

 筆者はこれまで、こだわりの原料などは他社が簡単に模倣できるため、差別化における有効な施策ではないと考えていました。しかし、こうしたハーゲンダッツの徹底ぶりを見ると、原料においても徹底すれば差別化要因になり得ると感心した次第です。

●喜びと感動がテーマの商品開発

 商品のコンセプトからはじまり、素材選び、配合の方法など、今まで体験したことのない感動を提供できる味わいに仕上げるため、ひとつの商品を発売するまでにつくられるサンプル数は膨大な量になっています。フルーツを使用する商品なら、世界中からそのフルーツのサンプルを取り寄せ、目ぼしい品が見つかれば海外であっても農場まで出向いています。また、使用する品種が決まってからも、果汁の割合、果肉の大きさなどを変えたサンプルを納得いくまで試作する取り組みも行われています。ちなみに、「グリーンティー」「クリスピーサンド」などの開発に要した時間は5年以上にも及んでいます。

 ハーゲンダッツでは新製品を出した後に、あまり売れないから販売中止にする、味を調整し直すといったことはしません。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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