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不思議! 驚き! なんともすごいアナグラムまとめ「いろはにほへと」「東洲斎写楽」

2015年11月17日 11時00分 (2015年11月17日 15時25分 更新)


「アナグラム」とは「言葉の綴りの順番を変えて別の語や文を作る遊び」(『広辞苑 第六版P.68より引用』)です。言葉遊びの一種ですが、日本にもアナグラムの傑作があります。今回は、面白いアナグラムの例をご紹介します。

■「いろは歌」がすでにアナグラム!

日本で最も有名なアナグラムの例、そして最高傑作といわれるのは「いろは歌」です。「いろはにほへと……」という日本語表記に使う平仮名・47文字を重複なく全て使って意味のある歌にしたもので、これは他の言語ではできないといわれます。例えば、アルファベットではできません(近いものはできます)。

いろはにほへと

ちりぬるを

わかよたれそ

つねならむ

うゐのおくやま

けふこえて

あさきゆめみし

ゑひもせす

この「いろは歌」は10世紀末から11世紀初頭にできたといわれています。誰が作ったかは諸説あって不明ですが、見事な出来栄えですね。

*……アルファベット全音を用いて作る文章を「パングラム」といいます。

■「ん」を加えて48文字では……!?

ただ、いろは歌には「ん」が使われていません。明治時代になって、このいろは歌のように平仮名を全て使って新たな歌ができるか? という公募が行われたことがあります。1903年(明治36年)に万朝報という新聞紙上で作品を広く募りました。ただし、「ん」を加えた48文字で、という条件でした。一等に選ばれたのは坂本百次郎さんの作品です。

とりなくこゑす

ゆめさませ

みよあけわたる

ひんかしを

そらいろはえて

おきつへに

ほふねむれゐぬ

もやのうち

漢字書きするとこうなります。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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