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高齢者によるアブない事件、急増の背景は

2016年10月24日 18時00分

 自分のすべてを捧げてきた会社を辞めたことで、生きがいがなくなり、自己のアイデンティティーを失うような感覚にとらわれてしまい、恋愛のほうに意識が向くといったこともあるだろう。

 しかも、若い頃の恋愛経験が少ないため、ふとしたきっかけで知り合った女性に少しでも優しくされると、過度な期待を抱いてしまい、ただの親切心を自分に対する好意と勘違いして、ストーカー行為へと暴走することになってしまうのだ。

 また、喫茶店やレストラン、映画館、ゲームセンター、カラオケボックス、ボーリング場など飲食店・娯楽施設の顧客全体に占めるシニア層の割合が高まっており、若い女性店員と高齢の男性が接触する機会が多くなっていることも、高齢者ストーカーが増える要因になっていると考えられる。

 団塊シニアの退職により、老舗キャバレーが老人ホーム化していたりもする。実際にキャバレーで働いている女性に話を聞いたところ、次のように話してくれた。

「うちのお店に毎日来るおじいちゃんがいますよ。夕方店が開くやいなや席に座って、終電までずっといる。身寄りがないから、定年後にいきなり一人になって、家に帰っても寂しいんじゃないですか。お気に入りの女の子がいて、その子がいつも病院に付いていったりもしてますね。ブランドのバッグ買ってもらったりしてますけど……。この前は急に具合悪くなっちゃって、救急車で運んだんですけど、またその子が付き添ってました。

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