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亡くなった親に1,000万円の借金が発覚!肩代わりしないための対処法

2016年10月29日 09時00分
」(鈴木弁護士)

■借金は放棄して自宅だけは引き継ぎたい…対応策はある?
ただ、X氏が心配なのは、相続放棄をすると自宅も手放さなければいけないことです。考えてみれば、思い出のある家。手放すのは惜しいような気がしています。
「このようなケースでは“限定承認”という方法が対応策として考えられます。限定承認とは、引き継ぎたい資産の範囲のみで負債を引き継ぎ、他の負債は放棄する方法です。プラスの財産が多いかマイナスの財産が多いか判明するのに時間がかかる場合などにも有効な方法です。
ただし、限定承認をするにはハードルが高くなります。民法での規定により、共同相続人のうち1人でも限定承認に同意しなかったような 場合には、他の共同相続人は限定承認できなくなります。」(鈴木弁護士)
“やはり、お盆やお正月には兄弟と会っておいた方がいいかな。たまには叔父のところへ遊び に行こうか” とX氏は思いました。フランクにお互いの財産のことを話せるような雰囲気だと、今後は事前に準備がしやすいかもしれません。

*取材・文:野洋子/はいのようこ(社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー 。はいの事務所代表。大手地方銀行入行後、税理士事務所などに勤務し助成金支給申請、損保代理店業務、行政書士補助等を経験。その後電話年金相談員、労働施策アドバイザーなどを経て、主に個人向けマネー記事等を執筆。『All  About』で出産育児・給付金ガイド、『ココライン』にて子育て・お金アドバイザー、ほか『Woman money』 、『マネーの達人』などに執筆。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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