2

ドゥテルテ大統領が操る、謎の暗殺組織『ダバオ・デス・スクワッド』の元構成員を直撃!

2017年2月24日 06時00分 (2017年3月20日 10時01分 更新)

アレックス(仮名)に話を聞いた、ダバオ市街を一望できる山の頂にあるカフェ。彼は酒の力を借りて恐怖を払拭するかのようにハイペースでビールを飲み続けた

[拡大写真]



だが、そのうち警察によるものは約2500人で、残る約4500人の一部は「自警団」と呼ばれる謎の組織によって殺害されている。しかも、この自警団のメンバーは政権発足から半年以上が経過した今も、誰ひとりとして逮捕されていない。

自警団の背後にはドゥテルテの存在があるといわれ、国連などの国際機関や欧米メディアからは厳しい非難が相次いでいる。司法制度が独立して機能する国では想像できないかもしれないが、それは決して根拠のない話ではない。実はドゥテルテは、過去に22年間務めたダバオ市長時代にも、現在の自警団と同じような“非公式の暗殺組織”を操って治安対策をしていたといわれているのだ。

それがダバオ・デス・スクワッドである。

ダバオ市では、それぞれの頭文字を取って「DDS」と呼ぶ。直訳すれば「ダバオ暗殺集団」。言葉の響きからイメージされるのは、得体の知れない殺し屋グループといったところか。報道によれば、ドゥテルテ市政時代、DDSに殺害された麻薬密売や窃盗などの犯罪容疑者は1千人に上るという。

ただし、ドゥテルテ自身はかつて関与をほのめかす発言をしたものの、側近や現政権側の人間はDDSの存在を一貫して認めていない。一方、人権団体や現政権に批判的な勢力は「存在する」と言い切る。双方の主張はずっと平行線をたどり、真相は闇の中だ。



人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは2009年、「DDSと警察は裏で密接につながっている」と告発する報告書を公表したが、その中でもドゥテルテの直接の関与については“疑惑”にとどまっている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 2

  • 匿名さん 通報

    Xファイルの世界は真実でしょう?

    0
  • 匿名さん 通報

    ワイルド7かよ。汚れ仕事をしないと世の中きれいならないか・・・。比大統領を非難するのはこのネタを道具にしているだけなのは百も承知。

    0
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!