日本橋三越本店で珍しい「現代刀」展示会を開催 「光=映=日本刀」刀匠 河内國平展

2017年3月31日 10時00分 (2017年4月3日 09時16分 更新)
 最近は若い女性が日本刀の展示会に集まっているのをご存知だろうか?この日本刀ブーム、きっかけは「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」というネットゲーム。名刀を擬人化した「刀剣男士」を収集・強化して、敵を討伐する、という内容の刀剣育成シミュレーションゲームだ。このゲームを入り口として「刀剣」の魅力にハマり、実際に美術館や博物館などで開催される日本刀の展示会に参加する「刀剣女子」が最近増えていると言われている。



 そんな「刀剣女子」ブームの中、2017年3月29日(水)から4月4日(火)まで東京の日本橋三越本店で百貨店としてはまだまだ珍しい現代刀の展示・販売会、刀匠 河内國平展「光=映=日本刀」が開催されている。

 会場で展示される日本刀は、現代の名匠の一人である河内國平氏によるもの。刀匠・河内國平氏は、奈良で、江戸時代より15代続く400年の歴史ある伝統を継承する名工。鎌倉・室町時代の備前伝の古刀に多くみられ江戸時代以降無くなっていた「乱れ映り」という地紋の再現に成功して2014年には刀剣界の最高賞である「正宗賞」を受賞している。


 会場では2014年に正宗賞を受賞した太刀「春暁(非売品)」も展示されている。通常、刀の展示といえば横に置かれるが、今回は縦置きで置かれており、その美しい「姿」や、「映り」を間近で見ることができる。


 本館1階中央ホールでは太刀を始めとして、脇差や剣、小刀など約20振りが展示・販売されており、刀そのものはもちろんのこと、鍔、鞘などの細やかなパーツにいたるまで、日本工芸の伝統技術の粋を集めてつくられる刀剣を目の前で楽しめる。