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オートバックス売上激減の謎、国内の車保有台数増なのに…イエローハットに客流出か

2017年6月20日 06時09分 (2017年6月21日 06時00分 更新)

「オートバックス」を運営するカー用品店最大手のオートバックスセブンの凋落が止まらない。2017年3月期の売上高は前年比2.0%減の2040億円、本業のもうけを示す営業利益は13.0%減の58億円だった。

 直近10年間の業績を確認すると、売上高は08年3月期には2664億円あったが、その後は右肩下がりで減少している。この10年で売上高は624億円(23.4%)も減少した。営業利益は10年3月期から14年3月期までは100億円を超えていたが、それ以降は100億円を割り込んでいる状態だ。

 カー用品市場は自動車需要の影響を強く受ける。当然、自動車の需要があればカー用品も売れる。したがって、オートバックスセブンの業績低迷は、自動車の需要減少がまず考えられる。だが、どうやらそうではないようだ。確かに若者の「自動車離れ」など、自動車の需要減が叫ばれて久しいが、それも近年は一服していることがわかる。

 日本自動車工業会が発表している「自動車需要台数推移」(国内)によると、07~16年の10年間でいえば自動車の国内需要は減っていない。リーマンショックに端を発した金融危機の影響で08~11年は年間400万台後半に落ち込んだものの、12~16年は概ね500万台前半で推移している。つまり、近年は自動車の需要は減っていないのだ。

 自動車検査登録情報協会が発表している「自動車保有台数」を見ても、市場が縮小していないことがわかる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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