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JTのCM、塩崎前厚労相が条約違反だと批判し波紋…所管の財務省「コメント差し控える」

2017年8月18日 06時03分 (2017年8月20日 06時00分 更新)

 日本たばこ産業(JT)のテレビCMは、国際的なルール違反なのか――。

 塩崎恭久厚生労働大臣(当時)は、7月19日に放送された「Yahoo!みんなの政治」の『【政治ライブ】「受動喫煙対策」をどう考える、塩崎厚労相に聞く』のなかで、以下のように語っている。

「日本はWHOの『たばこ規制枠組み条約』の批准国です。この中に、たばこ生産会社は政策に影響を与えてはいけない、宣伝もしてはいけないということになっている。

 日本ではJTのテレビCMが平気で流れている。これは世界から見ればびっくりする話なんです。たばこそのものの宣伝はしていませんが、喫煙ルームを映していますから、事実上たばこの宣伝と同じです。これは条約違反と言わざるを得ません。

 条約を仕切っている外務省が、きちっと、たばこ業界の監督官庁である財務省に言わなければいけないんだと思います」

 塩崎氏が言及しているのは、世界保健機関(WHO)の「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」(以下、たばこ規制条約)だ。日本は2004年3月に署名し、05年2月に発効された。

 JTはテレビCMで分煙や喫煙マナーについて啓発を行っている。「ひとのときを、想う。」というキャッチコピーを耳にしたことのある人も多いだろう。しかし、それらの広告展開について、在職中の厚労相が苦言を呈したことになる。名指しされたJTに見解を求めたところ、以下のような回答を得た。

「弊社では、マナー広告や企業広告は、会社の姿勢などを広く一般の方々に訴求するための重要な手段であり、製品広告とは目的、訴求内容ともに異なるものと理解しております。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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