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これぞ京都ならでは! 洋食で飲める4軒

2017年10月13日 11時00分 (2017年10月14日 10時41分 更新)

「あまから手帖」といえば関西のグルメ雑誌の老舗で、舌の肥えた読者で知られる。その編集長が教える京都の楽しみ方。しかも今回は和食だけじゃない、京都にあるほんとうに美味しい店をご紹介。第4回はカクテルやワインと一緒に楽しめる、京都ならではの洋食の名店を紹介。


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■京都の洋食はここから始まった

 今年は神戸開港150周年のアニバーサリーイヤーだ。関西に洋食が伝わったのは、おそらくこの1868年の開港時からで、神戸にはゴルフもコーヒーも映画も、この頃、海の向こうからやって来た。そして独自の港町文化が作られていくワケだが、1868年といえば明治元年。京都は御一新で、それどころではなかったに違いない。なんせ天皇が京を離れ、江戸に行ってしまわれたのだから。御所御用達の商いはどうなる? と、そんな時期に、西洋からやってきた食べ物のことなんか構ってられますかいな、というワケで。


 京都に初めて西洋料理店ができたのは、明治も末期になった頃。明治37(1904)年、『萬養軒』が麩屋町通錦小路上ルに開店。谷崎潤一郎は『朱雀日記』にこう記している。「案内されたのは、麩屋町の仏国料理萬養軒と云ふ洋食屋である。近来京都の洋食は一時に発達して、カツフエ・パウリスタの支店までが出来たさうな。此処の家もつい此の頃、医者の住居を其れらしく直して開業したのだが、中々評判がいゝと云ふ。」


 さすが京都と思うのは、この店が現役であること。

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