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姫乃たまに聞く、「地下アイドル」という職業の実情<前編>

2017年10月20日 20時00分 (2017年11月5日 17時42分 更新)

地下アイドル」について、あなたはどのようなイメージを持っていだろうか。

メディアを通して見ると、「いじめやセクハラがありそうで怖い」「闇が深そう」などのネガティブなイメージを持ってしまいがちだ。しかし、現役地下アイドルでありながら、ライターとしても活躍している姫乃たまさんの著書『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版社刊)を読むと、その印象は大きく変わるかもしれない。

「語られる」対象である地下アイドルにおいて、姫乃さんは地下アイドルを「語る」ことができる稀有な存在だ。その言葉は客観的であり、冷静。良い面も悪い面も含めて、あくまで地下アイドルという存在を淡々と掘り下げていく。

16歳のときにフリーランスで地下アイドル活動をスタートした姫乃さんは、過労から鬱になり、一度その世界から身を引いている。それでもなぜステージに戻ったのか…。その壮絶なエピソードは本書の「プロローグ」と「エピローグのようなもの」に書かれているので、ぜひ本を開いてもらうとして(ファンならずとも必読である)、今回の新刊JPのインタビューでは本書をもとに「地下アイドル」の実情について、姫乃さんにお答えしていただいた。

取材・文・写真:金井元貴(新刊JP編集部)

■「地下アイドル」という現象は東京だけのもの?――この『職業としての地下アイドル』は新書としての出版となりました。

姫乃たまさん(以下、姫乃):2年前に出版した『潜行』(サイゾー刊)は、ハードカバーの単行本で装丁もかなり凝った作りですごく良かったんですけど、書店でタレント本や社会学の棚に置かれてしまって、タレント本としては誰も私に興味はないし、社会学の本としても見通しが甘い部分があったんです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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