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快活でケンカっ早い高倉健のもう一つの魅力爆発『新網走番外地』

2017年10月24日 12時00分 (2017年11月2日 19時26分 更新)
2014年に亡くなった国民的映画スター・高倉健。「健さん」の愛称で親しまれる彼といえば寡黙で忍耐強い、不器用で渋い、男の中の男、というイメージが強いかもしれない。実際にそのような側面が強調された作品も多かったし、実際に本人にもそういう面があったという。だが、彼の数多い代表作の中の一つ、『網走番外地』シリーズの健さんはちょっと違う。

『網走番外地』シリーズは明朗快活なアクション映画


©東映

『網走番外地』シリーズは1965年にスタートした高倉健の大ヒットシリーズ。罪を犯して網走の刑務所に送られた主人公・橘真一(高倉健)の活躍を描く。極寒の地・網走を舞台にしていることと、健さんの渋みをたっぷり効かせた主題歌のせいか、重厚な作品だと思っている人もいるかもしれないが、それは大きな間違い。『網走番外地』シリーズは健さんの魅力がたっぷり詰まった快活なアクション映画なのだ。

石井輝男監督による『網走番外地』シリーズはヒットを重ね、わずか3年の間に10本が製作される。その後、1968年からは健さんのもう一つの代表作である『日本侠客伝』シリーズを監督した名匠・マキノ雅弘、後に健さんと数多くの作品をつくる降旗康男が手がけた『新網走番外地』シリーズが8本製作された。

義理と人情を重んじる折り目正しいヤクザを演じた『日本侠客伝』シリーズや『昭和残侠伝』シリーズと違い、同じヤクザでも『網走番外地』シリーズの健さんは気が短く、ちょっとしたことでカッとなる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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