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研ナオコらも患った橋本病の症状を医師が解説

2017年11月2日 10時17分 (2017年11月2日 13時10分 更新)
タレントの研ナオコさんに歌手の岩崎宏美さん、元プロ野球選手の今浪隆博さん……。一見すると関連性が全くなさそうにみえる3人だが、実はある共通点がある。それは「橋本病」の罹患を公表していることだ。

橋本病の正式名称は慢性甲状腺炎で、約100年前に日本の橋本策(はかる)医師が初めて症例を報告したことからその名がついたとされている。その名称からはどんな病気なのか全く想像がつかないが、一体どういった症状を呈してどのような治療をするのだろうか。内科・糖尿病内分泌内科の山本祐歌医師にうかがってみた。

――橋本病とはどのような病気なのでしょうか。

橋本病は「自己免疫疾患」といわれる病気の一種です。通常、私たちの体内に外界からさまざまな細菌やウイルスが入ってくると、血液中の白血球やリンパ球などがこれらの異物をやっつけようとします。この自分自身を守るための防御機構を「免疫」といいます。

橋本病はこの免疫に何らかの異常が起こり、自分自身の細胞を「異物」と認識して攻撃する自己抗体が原因です。その結果甲状腺の細胞が壊れ、甲状腺の機能が低下してしまいます。もう少し詳しく説明しますと、TPO抗体や抗サイログロブリン抗体と呼ばれる抗体によって甲状腺機能に異常がみられるようになり、これらの抗体は血液検査で陽性か否かがわかります。

――ふだん私たちの体を守ってくれている免疫システムのトラブルが橋本病を引き起こしているというわけですね。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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