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マンションで火事を起こしたら損害賠償はどうなる?

2017年12月7日 20時30分 (2017年12月8日 21時42分 更新)

■賃貸マンションで火災を起こしたら損害賠償責任はどうなる?
賃貸マンションや賃貸アパートにおける火災で損害が発生した場合、賠償責任はどうなるのでしょうか。また、その損害賠償に保険で備えるならどんな商品・補償があるのかを解説していきます。

■賃貸マンションで火災の損害賠償責任は「相手」によって異なる
まず、持ち家ではなく賃貸の住まいに居住していて火災が起きたときの法律関係を確認しましょう。賃貸物件でも当然、失火責任法(参考「失火責任法とは? 重過失と損害賠償責任」)が適用されます(重過失の有無がポイント)。ただし、失火によって損害が発生した場合、失火した借主からみて、相手が隣人か家主かによって損害賠償責任が変わってきます。

■隣室・隣家の人に対して
失火責任法が適用されます。原則、失火によって類焼した相手に対しては損害賠償責任が発生しません(重過失の場合は除く)。

■家主(大家さん)に対して
借主は、家主と賃貸借という契約関係にあります。そのため、借りた住宅を契約終了時に元の状態にして返さなければいけません。これがなされない場合、債務不履行による責任(民法415条)が家主に対して発生します。

損害賠償責任を定めた民法709条では「不法行為責任」といっていますが、前述の民法415条では債務不履行責任といいます。契約期間終了時に部屋を返すという債務を履行(実行)できないことにより、家主に対して損害賠償責任が発生します。
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