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不正まみれのリニア工事…ゼネコン間で「調整」疑惑、JRも関与でズブズブの関係か

2017年12月17日 00時50分 (2017年12月19日 19時37分 更新)

 東京五輪やリニア中央新幹線の建設工事などで久しぶりに好況にわく建設業界。ゼネコンの決算も好調だ。

 そんななか今月、東京地検特捜部は入札不正の疑いでスーパーゼネコンの一角、大林組に強制捜査に入り、激震が走った。任意を含めれば、建築中心の竹中工務店を除くスーパーゼネコン全社、鹿島建設、大成建設、清水建設、そして大林組の担当役員らに事情聴取を行なっている。さらにJR東海社員が非公開の入札情報漏洩に関与しているとの報じられており、発注者と受注者双方が入札不正にかかわっている可能性も出てきた。

 かつて、ゼネコン各社は「談合決別宣言」を行ない、「談合屋」を社内から一掃した歴史を持つが、リニア工事をめぐり今、何が起こっているのか。一級建築士で建築エコノミストの森山高至氏に話を聞いた。

●「調整」復活

――今回、東京地検は入札不正の疑いで大林組へ強制捜査を行いました。これをどう見ますか。

森山高至氏(以下、森山) 一時期、建設業界の談合により、ゼネコンや政治家にも逮捕者が出ました。それ以降はしばらく聞かなかったのですが、東京五輪・パラリンピック工事やリニア工事が本格化し建設業界も潤うなかで、「調整」の動きが復活してきたのではないでしょうか。この建設好況時代においてゼネコンも調整せざるを得ないのか、あるいは調整で乗り切ろうとしているのか。

 入札の際にみんなで集まって「談合」するようなカタチではないでしょう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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