0

「50の手習いで株式投資」は避けた方が無難

2018年1月13日 21時40分 (2018年1月14日 22時42分 更新)

■株式投資は怖い世界
先月、あるバイオベンチャーの株価が大暴落しました。この株価の足跡を追うと、次の安値が3900円で、数日後には7700円まで値上がりしました。もし1000株持っていたら、わずか5営業日で380万円の利益です。「いや~、株式投資って儲かるんだな~」って人もいるでしょう。

でも、この会社の株価は、その後からが悲惨でした。7700円の最高値を付けたその日の午後の取引に入った途端、急に売り物が出て、5790円まで値下がりしました。そこから、それはもう恐ろしいほどの売り物が出て、連日のようにストップ安が続き、ようやく株価が寄り付いたのは、6営業日後。その時の株価は、寄付時点で1100円でした。

7700円という株価が付いたということは、誰かがその株価で買っています。7700円で買った後、1100円まで値下がりしたら、1000株の取引で損失額は660万円です。退職金なんて簡単に吹き飛んでしまいます。

■簡単に儲かるようにはならない
株式投資は、買ってそのまま寝かせておけば儲かる、などと考えている人もいます。だから、退職金で株式投資をしようなどという発想が出てくると思うのですが、これは非常に甘い考え方と言わざるを得ないでしょう。

私は仕事上、株式の個人トレーダーに取材をする機会があり、中には「億単位」の資産を築いた方もいらっしゃいます。でも、そういう方のほぼ全員は、過去において幾度となく株式投資で大損をしています。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!