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支出が3割減るってホント? 定年退職後の家計簿

2018年1月14日 20時30分 (2018年1月15日 21時42分 更新)

■現役時代と60代の家計簿を見比べてみると…
定年退職後、どのように家計支出が変化するかを調査データから見てみましょう。現役世代と比べてみると、よりイメージがわきやすいと思います。表は、総務省が毎年実施している「家計調査報告(家計収支編)・2016年平均速報結果の概要」から作った家計簿です(2人以上の世帯の場合)。最も支出が多い50代を現役世代、60代を定年退職または再雇用などで就業している世代としました。



■支出は現役世代→60代で20%減
現役世代と60代の家計簿を見比べていえるのは次のようなことです。まず、支出合計額は、60代は現役世代の80.5%に減少しています。家族の人数が減っているので当然といえば当然です。費目別にみると、全体的に減少していて、大きく減少しているのは交通・通信費、教育費、その他です。交通・通信費は外出の機会が減るからでしょう。教育費はかかっていなくて当然ですね。60代で教育費がかかる子どもがいるケースは稀だからです。

■食費や水道・光熱費はあまり変わらず
次に、各費目にフォーカスしてみます。食料(食費)、どちらの世代も7万円台で、60代は人数が少ない割に多すぎるような気がします。子や孫との会食費がかさんでいるのでしょうか。住居費は持ち家率が高いので、どちらの世代も1万円台しかかかっていません。老後も賃貸住まいを続ける、老後も住宅ローンの返済が続く家庭は、この平均値より実際の金額の住居費を計上してください。
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