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Q4 がん検診は受けたほうがいい?――がんにまつわる素朴な疑問 Q&A

2018年1月23日 07時00分

 生涯で2人に1人がかかると言われる「がん」。でも、知っているようで、知らないことも多いのではないでしょうか。そこでジャーナリストの鳥集徹さんに、素朴な疑問をぶつけてみました。参考文献として信頼できるサイトのリンクも紹介しています。いざというときに備えて、知識を蓄えておきましょう。



■A4 メリット・デメリットをよく知って、判断してください。

 まず、知っておいたほうがいいのが、現時点で国が勧めているがん検診は「胃がん(胃X線検査または胃内視鏡検査)」、「大腸がん(便潜血検査)」、「肺がん(胸部X線検査および喀痰細胞診併用法)」、「子宮頸がん(細胞診)」、「乳がん(マンモグラフィ)」の5項目に限られているということです。


 人間ドックなどではPET(陽電子放射断層撮影)や腫瘍マーカーの検診がオプションで受けられます。また、自治体が行う定期健診などでも前立腺がんを調べるPSA(前立腺特異抗原)検診が盛んに行われています。しかし、それらを国は推奨していません。



 では、どうやって国はがん検診の推奨を決めているのでしょうか。それは、がん検診の効果を調べた国内外の臨床研究の結果に基づき、メリット(利益)がデメリット(害)を上回るかどうかで評価しているのです。


 がん検診のメリットとは、それによって「死亡率」が下がることです。多くの人が誤解していますが、「早期発見」だけではメリットにはなりません。なぜなら、早く見つけて治療したとしても、その結果、長生きできなければ意味がないからです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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