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『西郷どん』ツッコミどころ満載のダメ脚本……と思わせて、絶妙な大どんでん返し!

2018年2月14日 19時10分

 鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』の第6回が11日に放送され、平均視聴率は15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。前回よりは0.4ポイントダウンしたが、依然として好調に推移している。

 相撲対決で藩主の島津斉彬渡辺謙)を投げ飛ばした西郷吉之助(鈴木)は牢屋に入れられてしまうが、謎の先客(劇団ひとり)がいた。吉之助は言葉の通じない先客と意思を通わせようと試みるが、そこに突然、男の命を狙う刺客が現れる。吉之助は男を助けて脱獄し、西郷家にかくまった。

 西郷家に温かく迎えられた男は心を打たれ、自分は土佐出身の万次郎だと打ち明ける。遭難してアメリカの捕鯨船に助けられ世界中を回ったが、母に会いたくなって日本に帰ってきたのだという。

 それを聞いた斉彬は万次郎を招き、アメリカの事情について教えを請う。そして、彼の助けを得てさっそく蒸気船づくりに着手した――という展開だった。

 後に、「ジョン万次郎」として世に知られるようになる中濱万次郎を軸に、ストーリーを展開した第6回。琉球に上陸した万次郎が薩摩藩の取り調べを受けたことや、斉彬が彼から異国の知識を学んだことは事実であり、おおむね史実に忠実な、手堅くまとめた回だったといえる。

 前半は吉之助が投獄された理由もよくわからず、いくらでも殺そうと思えば殺せるのに刺客1人だけで万次郎を暗殺しようとする藩の企ても理解できず、吉之助が万次郎を連れて堂々と脱獄して家に帰る場面に至っては、あり得なさすぎてあきれてしまった。

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