0

傑作!? 〆切りに追われる作家の“言い訳”エピソード

2018年3月13日 21時00分
速水健朗と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス・フライデー」。3月9日(金)放送の「追跡」のコーナーでは、出版社「左右社」編集者の守屋佳奈子さんと、代表の小柳学さんが登場。発売中の「〆切本2」ついて伺いました。



職業柄、常に締め切りに追われる作家という仕事。明治から現代にいたるまでの大作家たちがそんな締め切りと格闘するエピソードや、逆切れするエッセイや手紙、日記などを集めたアンソロジーの第2弾「〆切本2」が好発売中です。今回はその中から、2人のお気に入りのエピソードを教えてくれました。

1つ目に守屋さんが紹介してくれたのは、大正時代の作家「柴田錬三郎」さんのエピソード。当時連載していた「うろつき夜太」が、締め切りに間に合わず連載を丸ごと落としてしまう事態が発生。その際、代わりに掲載されたのが以下の言い訳だったそうです。
「作者おことわり」というタイトルで始まった言い訳の内容は、「第1章を書き終わったところで、私の頭の中はカラッポになってしまった。(執筆中の)ホテルに編集者が押し入って来たとしても、案は出てくるものではない。これは20年に1度の非常手段です。何卒許していただきたい。これに横尾忠則氏(挿画を担当していた)がどんな挿絵をしてくれるか、今は神のみぞ知る。アーメン」と締めくくられたもの。小説の連載にエッセイを掲載するという裏技的な手法ですが、純度の高いエッセイが逆に新鮮で面白みのある内容です。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「傑作!? 〆切りに追われる作家の“言い訳”エピソード」のコメント一覧 0

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!