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“人手不足に殺される”建築業界――弟子が「集まらない、働かない」と嘆く現場

2018年3月22日 08時51分 (2018年3月22日 09時46分 更新)
1月30日の厚労省発表によれば、’17年12月時点の有効求人倍率が、1.59倍に達したという。バブル期のピークにあたる’90年7月の数値(1.46倍)を9か月連続で超えており、この勢いがやむ気配はなく、深刻な求人難が現在のビジネス界を覆っているのだ。同僚が次々と抜けていき、さりとて新人が入ってこない環境下で、残された労働者たちの負担は増す一方だ。悲鳴をこらえつつ今日も現場に出る彼らの、生の声に迫る。

◆建築ラッシュで仕事は増えるが、弟子が集まらずに過労で入院

 東京オリンピックを控え、バブル期をも凌ごうかという建築ラッシュの陰で問題となっているのが、建設業界の人手不足だ。大手建設会社もさることながら、末端の家族経営規模の工務店、大工などは悲鳴を上げる暇さえないという。神奈川県で工務店を経営する吉田正克さん(仮名・46歳)は「このままだと人手不足に殺される」と嘆く。

「ここ数年、リノベーションした中古マンションが好調なんで、その手の仕事が4、5年くらい前から急増したんだ。最初は現場が増えて嬉しかったなあ。2年足らずで家をキャッシュで買えるくらい儲かった。でも、いくら仕事が増えて、それなりのギャラを用意しても、人が集まらないから休めない。結局、過労で倒れちまった」

 親方はいても弟子がいない。弟子がいても働かないという袋小路のツケを払わされた格好だ。

「オレらの時代と違って、今の若いヤツにむちゃは言えないからさ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 25

  • 匿名さん 通報

    今どきの~は無菌室温室育ちですからよく判ります。彼らがこれからの時代を担っていくのかと思うとゾッとします。今当たり前にあるサービスは崩壊するでしょうネ

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  • 匿名さん 通報

    親方のその日の気分で理不尽に怒鳴られたり、どつかれたりする職場で働くわけねーだろ

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  • 匿名さん 通報

    元受け→下請け→孫請け→更にその下、とヒエラルキーが出来ており幾ら努力しても下に行けば行くほど休みは無い所得は低い将来性は無い、それでは人は集まらない。元受け社員が現場で働けば良いのでは?

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  • 匿名さん 通報

    昔が異常だったって、どうして思わないんですかねえ

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  • 匿名さん 通報

    そして日本はクズだらけの民族に

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