<官僚暗黒時代?>「記憶の限り」は官僚の悲鳴と谷査恵子さんの命を案ずる声

2018年4月17日 07時25分
両角敏明[元テレビプロデューサー]

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目まぐるしく状況が変化しています。この原稿は4月12日昼に書いていることをご理解下さい。

財務官僚とは日本を支える極めて優秀で誇り高い人たちであったはずです。その超エリート集団から見れば、あまりにちっぽけな大阪の学校法人森友学園に対して、なぜか『応援している』と明言しつつ奇跡の特例処理を続けました。

ゴミ処理問題を巡って籠池夫妻が財務本省へ乗り込むと、ふつうなら会うはずもない田村国有財産審理室長(当時)が自ら「今日はわざわざおこしいただきまして・・・」と丁重に迎え、延々と続く籠池夫妻の饒舌にも耐えて善処を約束します。

その結果、実現された善処とは、あるはずのないゴミをあることにして、その処理責任を国が負うことで8億円余の値引きを実現するという、誇り高き財務官僚がなぜそこまでやるのか考えられない非常識な無理筋通しでした。無理が祟って1年後に問題が露見すると、決裁文書改ざんという信じられない悪手にまで手を染め、あまりのことに耐えかねたお気の毒な自殺者を出してしまいます。
そればかりか、なりふり構わず、数千台のトラックでゴミ処理したという嘘をそそのかしたり、ありもしないゴミ撤去費用に関する学園側の文書を財務省が作り、これに学園側に署名を求めるなどという、無意味で低劣な行為にまで及んでいます。

なぜそこまで・・・。まるで高貴な淑女が自暴自棄になってみずから苦界に身を沈めたかのようです。

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