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重度の“アルコール依存症”を脱した、名コラムニストが明かす教訓とは…「断酒によく似た感覚は失恋でした」

2018年4月17日 11時00分

「常に一緒だった人が急にいなくなったような喪失感や渇望感がお酒にはあるんです」と語る小田嶋隆氏

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ストレスや失恋など、つい酒を飲みすぎてしまう人は何かと理由や理屈をつけて飲むことが多い。酒が飲める者なら、一度はそんな経験があるはずだ。だが、深みにハマってしまえばわかることだが、そんな理由は「後づけ」にすぎない。

テクニカルライター、コラムニストとして活動する小田嶋隆氏は、20代後半から30代にかけて重篤(じゅうとく)なアルコール依存症の状態だった。医者に「40で酒乱、50で人格崩壊、60で死ぬ」とまで言われた男が、どのようにアル中から立ち直ったのか。

『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』を上梓した小田島氏が、長い間明言を避けてきた日々について明かす。

* * *

―アルコール依存症は完治することなく、常に「坂道でボールが止まっているような状況」と書かれていましたが、断酒から23年たった今も、そういった怖さは残っていますか?

小田嶋 そうですね。酒をやめてから3、4年で、「飲みたい」気持ちは起こらなくなりましたけど、もし、今ここでビールが出てきて1本飲んだら、決して1本では済まないと思います。たぶん2本、3本、あるいは泥酔するまで飲むんじゃないかな。

アルコール依存症というのは、要するに飲み方の病気です。「坂道で…」っていうのは医者が言った言葉なんですけど、例えばお酒を10年やめていた人が、ある日友人の結婚式で飲んだら、それっきりまた戻っていったという話は枚挙にいとまがないんですよ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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