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部下や子どもの「結果」を褒めてはいけない? 正しい褒め方、間違った褒め方

2018年5月16日 00時35分

 人間社会は、他人との関わりと協働によって成り立っています。自分自身が元気にバリバリやることももちろん大切ですが、周りの人たちを元気にしたり、やる気を出させることも時に必要になります。

 しかし、人は元来、他人に影響されずに自由でいたい生き物。他人を動かすのは容易ではありません。周りの人が思うように動いてくれない、と悩んだり、ストレスを感じたことが誰しもあるはずです。

 ということで、今回は、他人にやる気を出させる方法についてご紹介していきたいと思います。

●褒めることによる効果

 まず、てっとり早く相手をその気にさせるのは、「相手を褒める」ことです。当たり前のことに思われますが、実は科学的根拠のある法則だったのです。

 ベルリン自由大学のコーンらは、fMRI(機能的磁気共鳴画像)という、脳の働きを視覚化する機器を用いた実験によって、人間が、自分にとって望ましい評価を受けたときに、自己肯定感が高くなり、精神的健康や幸福感を手に入れるということを脳科学的に証明しました。相手を褒めると、相手の脳の報酬を司る部位が活性化し、喜びとやる気のホルモンのドーパミンが放出されるので、自分への自己肯定感が高まりますし、やる気も出るのです。

 また尚絅学院大学の池田らの研究では、大学生たちに共同作業と単独作業を褒めながらやった場合と褒めずにやった場合で実験したところ、褒めながら作業をした学生たちのほうが、再度の実験への参加意欲が高まりました。

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