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メディア・アートとは何かを知る

2018年5月17日 12時00分

メディアアートとはよく聞く言葉ですが、一体どういったものなのか。なかなか捉えにくいものです。メディアアートが捉えにくい理由としては、単にメディアテクノロジーを用いた美術作品という意味には収まらないからだと言えるでしょう。

入門書として最適

そんなメディアアートの実態を知る上で、最適な入門書といえるものが久保田晃弘畠中実による『メディア・アート原論:あなたは、いったい何を探し求めているのか?』(フィルムアート社)です。本書はメディアアートの言論、総論といったものから、歴史を俯瞰するところからはじまります。まずインターネットの普及によって、メディアアートは作品としてアウトプットされるものばかりではなく、インターネット空間内に点在するバーチャルな存在となりました。そこからメディアアートがどのように変わってきたのか、その歴史を紐解いていきます。

キーワード解説

さらに、本書ではキーワード解説も付いています。ハイブリッドアート、インタラクティブアート、ヴァーチュアル・リアリティ、インディペンデント・メディアとしてのメディア・アートといった内容がそれぞれ解説されています。メディア・アートは、単に作品を作るだけではなく、鑑賞者との双方向性、あるいは時間を経るごとに変わってゆく可変性のある作品も多くあります。あらゆるアートがメディア・アートになる可能性を秘めているともいえるでしょう。メディア・アートの未来を感じ取るには最適な一冊です。

メディア・アート原論 あなたは、いったい何を探し求めているのか? (Next Creator Book) posted with ヨメレバ 久保田晃弘,畠中実 フィルムアート社 2018-03-24

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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