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スーツ需要蒸発…支出額4割減、イオンが約1万円スーツ販売の価格破壊で業界にトドメ?

2018年6月14日 00時00分
はるやま以外は客単価が増加したものの、それでも客数の大幅な減少を補えなかった。客離れが深刻な状況にある。

 団塊世代の大量退職やクールビズの普及、カジュアルな装いで仕事をする人が増えたことなどで、スーツ市場は縮小している。

 総務省の家計調査によると、1世帯当たりの背広服への年間支出額は16年が4262円で、近年はおおむね横ばいで推移しているが、08年の6807円と比較すると4割弱減った。00年の8782円からすると半分以下になっている。ワイシャツとネクタイも大幅に減っており、16年のワイシャツへの支出額は1480円と00年から4割以上減り、ネクタイは455円と同3分の1ほどに減った。

 青山商事など紳士服専門店大手は、かつて高価なイメージがあったスーツを3万~4万円程度の手頃な価格で販売し、順調に店舗を増やしていった。さらに、青山商事が「ザ・スーツカンパニー」、AOKIが「オリヒカ」(旧スーツダイレクト)、コナカが「スーツセレクト」、はるやまが「パーフェクトスーツファクトリー」を00年ごろに立ち上げ、2万~3万円程度でスーツを販売するようになった。「1万9000円と2万9000円」といった「ツープライス」と呼ばれるわかりやすい価格設定や手頃な価格が受け、若者を中心に支持を集めた。

●紳士服市場が縮小するなか、競合も乱立

 そんななか、紳士服専門店以外でも低価格を売りにしたスーツを販売する企業が出現し、頭角を現している。

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