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「毎日5時間睡眠」vs「平日4時間+休日15時間寝だめ」マシなのはどっち?

2018年6月14日 08時52分

寝だめは効果が薄い! 休日夕方に起きるとうつ状態を招く危険性も

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 書店に並ぶ健康法をテーマにした本は、しばしばベストセラーになる。だが、巷にあふれる健康法は、サラリーマンが実践するのは難しい。食事の予算はあるし、仕事は多忙を極める……そんなサラリーマンのために今日から絶対に実践したい“マシ”な習慣を紹介する。

◆毎日5時間寝るvs平均4時間睡眠+休日15時間寝だめ

「年収が高い人ほど長時間睡眠」

「早死にしたくなければ一日8時間睡眠を死守しろ」

 など、ここ数年で実験のエビデンスを基に長時間睡眠を推奨する意見が多く見られる。だが、平日に残業しようものなら、睡眠時間はどんどん削られ、結局休日に「寝だめ」をするのが現実ではないだろうか。では、毎日決まって5時間寝ることと、平均4時間睡眠で休日に一気に“不足分”の15時間を寝だめするのでは、どちらがマシなのだろうか。

 脳と運動のメカニズムに精通している精神科医・樺沢紫苑氏は「いくつかの脳科学の論文で明らかになっていますが、『寝だめ』には効果がほとんどありません」と休日の寝だめを一蹴。

「米国ペンシルベニア州立大学の研究者らが『平日5時間睡眠で土日に10時間寝てもらう』という実験をしたところ、体の疲労はある程度回復したものの、脳の認知機能、集中力の低下に関しては改善しないという結果が出ました」

 同様に「一日5時間睡眠のほうがマシ」とエビデンスに基づくダイエットの方法を紹介するブロガー・鈴木祐氏も語る。

「睡眠は毎日同じ時間確保するというリズムが大事。寝だめをすると、休日にリズムが崩れます。結果、睡眠時間が一気に減る月曜日はかなりキツいと感じてしまい、精神的にもストレスがかかるので、おすすめできません」

 樺沢氏は「せめて6時間睡眠は確保してほしい。また、寝だめをすると午前中の日光を浴びないので癒やしホルモンのセロトニンが発生しません。これが続くとうつ状態を招く危険性もあります」と警鐘を鳴らす。

樺沢紫苑氏】

精神科医・作家。札幌医科大卒。脳と運動の関係や生産性に関する研究多数。著書に『神・時間術』(大和書房)

【鈴木 祐氏】

NASM公認パーソナルトレーナー、ブロガー。著書に『服用危険』(鉄人社)、『一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書』(扶桑社)

取材・文/伊藤 綾 ツマミ具依 東田俊介 山野祐介 鈴木俊之(本誌) 撮影/長谷英史

― 不健康なのはどっち? ―

「「毎日5時間睡眠」vs「平日4時間+休日15時間寝だめ」マシなのはどっち?」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    寝だめがダメもヘチマも、週に6日奴隷のように働かされて、日曜日は泥のように丸一日眠っているしかなかった。それでも年収220万円を超えたことはない。バブル世代が得をしたとか嘘が罷り通っているが。

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  • 匿名さん 通報

    06/14 11:26 仕事辞めないと、年収も生活もヘチマも、病気になって死んでしまうぞ。金があったって、重い病気になったら全部消える。あの世に金は持っていけない。仕事考えなおせ。

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  • 匿名さん 通報

    現実で仕事しろよ。

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  • 匿名さん 通報

    先日このニュースサイトで週末の寝だめは効果があるのでは?といった記事があったが。

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  • 匿名さん 通報

    企業側も職員のパフォーマンスが下がるほど残業させるべきではない。8時間は睡眠時間を確保できるように改革を進めるべきだ。

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