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東大法→三菱商事→ハーバードMBA→ボスコントップのスター経営コンサル・堀紘一の無念

2018年6月19日 00時00分

 コンサルティング会社のドリームインキュベータ(DI)は、6月11日に開催した定時株主総会とその後の取締役会で、創業者で代表取締役会長の堀紘一氏が「取締役ファウンダー(創立者)」に就く人事を決定した。堀氏は、73歳で後進に道を譲ることになった。

 DIは会長の堀氏と社長の山川隆義氏の2名が代表権を持っていたが、今後は山川氏が唯一の代表取締役として経営を担う。

 堀氏は経済界では名の通ったコンサルタントだ。1945年兵庫県生まれで、父親は駐イタリア大使、プロ野球パ・リーグの会長などを務めた堀新助氏。66年に米メリーランド州立大学へ留学。69年に東京大学法学部を卒業後、読売新聞経済部を経て、73年から三菱商事に勤務。80年にはハーバード大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。81年から19年間にわたりボストンコンサルティンググループに勤務。そのうち、89~2000年5月まで日本法人の代表取締役社長を務め、同年6月に最高顧問に退く。

 2000年4月、ベンチャー企業の支援とコンサルティングを行うDIを設立し、代表取締役社長に就任。02年5月に東証マザーズへ上場、05年9月に東証1部へ昇格した。

 堀氏はベンチャー企業の育成という新たなビジネススタイルを業界に持ち込んだ先駆者だ。「ホンダやソニーを100社育てる」「渋沢栄一松下幸之助を100人育てる」という、壮大な構想を持って起業したが、日本はベンチャー不毛の地であることを思い知らされることになる。

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