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運転中の地震…もし、レインボーブリッジで「震度7」が発生したら?

2018年6月22日 16時00分
6月18日(月)、大阪府北部で最大震度6弱の地震が発生。気象庁は、今後の地震活動や雨の状況に十分注意し、危険な場所には立ち入らないよう呼びかけています。自分自身や大切な家族を守るため、さまざまな状況に置かれた場合の対処法をもう一度確認しておきましょう。

※写真はイメージです



災害大国である日本の中でも、東京の街は「高さ」に気をつけなければいけない場所だと言われています。例えば東京で一番高い場所は、東京スカイツリーの展望台。そして一番低い場所は六本木駅の都営大江戸線のホーム……この差は500m近くもあり、地震が起きたときにどの高さに居るかによってとっさの対処法が変化してくるのです。

今回は、「地上から68mの高さ」……「LEVEL68」で起こりうる災害について。これは、レインボーブリッジの高さです。もし、運転中に震度7の地震が発生したら……? TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」で以前放送した、災害時の対処法を紹介します。

一般的に、運転中は震度4で揺れに気が付き、震度5強以上で運転が困難になると言われています。ハンドルが取られるような感覚になるので、揺れを感じたら、まずはハザードランプを点けて、車をゆっくりと道路の左側に停めましょう。急ブレーキは絶対に踏まないで下さい。揺れがおさまるまでは待機です。


◆一般道と高速、災害時の対応は?

その後は、走っている場所が一般道か高速かで対応が違います。

まずは、一般道の場合。周りの状況を確認して、もし車を動かせる場合は、空いている駐車場や空き地に移動することがポイントです。東日本大震災のとき、都内の幹線道路が酷い渋滞で麻痺しましたが、あのような状況になると救急や消防も駆けつけることができません。幹線道路や大通りを空けておくことが、とても大切です。車を安全な所に停めたら、ラジオなどで情報収集を行ってください。車は雨や風、寒さをしのげるので、落ち着いて次の行動を考えます。ただし火災が迫ることもあるので、周囲には常に注意しておきましょう。

続いて、高速道路の場合。まず、パーキングエリアやサービスエリアがすぐそばだったら、移動してそこで様子をみましょう。トンネルや橋の上を走っている場合、もう少しで抜けられそうだったらそのまま走り切ってしまいます。トンネルの途中にいるときは、火災に巻き込まれることもあるので素早く避難! 非常口があるので、案内表示板を見ながら避難します。山を貫通するようなトンネルの出入り口や崖のそばは、上から崩れて来る可能性もあるので避けて停車しましょう。

そしてこれは災害時の鉄則ですが、「迷うくらいなら避難する」。空振りに終わっても結果的に命が助かればそれでOKです!


◆車を置いて避難するときの注意点

次に、車を置いて避難するとき、心がけておきたいことをご紹介します。まず、車のエンジンは切って鍵は付けたまま、ドアはロックせずに避難しましょう。ダッシュボードの上にメモを残しておくと、あとで車の受け渡し作業が楽になるほか、安否情報にもつながります。メモには、車を離れるときの日時と住所・氏名・連絡先を書いてください。車には普段から食料や飲み水、薬や毛布といった非常用品を積んでおくと安心ですね。


◆首都高の地震対策は?

LEVEL68=レインボーブリッジをはじめ首都高を管轄する、首都高速道路株式会社の地震対策もお伝えします。首都高といえばレインボーブリッジや横浜ベイブリッジなど橋が多いですが、全線300キロ強ある中の約8割が高架構造でできています。橋脚の安全性が、首都高全体の安全にもつながるといえますが、首都直下地震など大規模地震に備えて、どのような対策がとられているのでしょうか。
首都高速道路株式会社 保全・交通部 防災対策課 課長の吉種忠彦さんにお話を伺いました。

「阪神淡路大震災の経験を踏まえ、同レベルの地震に耐えられるよう『コンクリートでできた橋脚』に対しては、鉄の板を外側から巻き付けて補強。『鉄でできている橋脚』に対しては、橋脚内部に鉄製の補強部材を増設し補強。こうした橋脚の耐震性の向上対策に関して、全ての橋脚で完了しています」

全ての橋脚で、阪神淡路大震災レベルの地震に耐えられるように補強が終わっているというのは、心強いことです。
ただ、道路に小さな段差が発生し、自動車や緊急車両が前に進めなくなることは考えられます。そのため、段差が発生した際に速やかに埋められるよう、土嚢(どのう)などの段差を修正する訓練に特に力を入れているということです。

いざ大地震が発生したときの対応は震度に応じて、細かく対応が分かれていると吉種さんはおっしゃっていました。

「震度4の地震が発生すると、通行止めはなし。一般のお客様が走っている状態で、パトロールカーで全線の点検をします。震度5弱になると、パトロールカーの点検と合わせて、高架道路の下をずっと歩き、下から道路を見上げて損傷がないか点検。5強は5弱のときと点検の体制が一緒だが、すぐに通行止めになり入口が閉鎖される。重要な点は、二次災害の防止のため、お客様各自の判断で動きだすことは極力しないで頂きたい。パトロールカーで巡回しながら状況説明をするので、その指示に従って欲しい。安全が確認された場所から、パトロールカーの避難誘導をします。車両で避難ができないような状態になった場合は、徒歩で避難に。その場合も、当社のパトロール員が指示をするので、従って欲しい」

首都直下地震などが起きた際、首都高の出口の先が必ずしも安全とは限りません。地震が起きたら、道路の左側にゆっくり停める。そして、首都高上ではパトロールカーの指示に従うことを忘れないでください。

車を運転中に大きな地震が起こったら、まずは気持ちを落ち着かせ冷静に行動すること。頭の中でシミュレーションをして、いざというときのために備えておきましょう。

<番組概要>
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS
LINE=@korenani https://line.me/ti/p/%40korenani
Twitter=@KoreNaniTFM https://twitter.com/korenanitfm
Instagram=korenanitfm https://www.instagram.com/korenanitfm/

番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜8:55~9:00
パーソナリティ:古賀涼子
番組ホームページ: http://www.tfm.co.jp/bousai/index.php http://www.tfm.co.jp/bousai/index.php

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「運転中の地震…もし、レインボーブリッジで「震度7」が発生したら?」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    震災を受ける環境下でいかに無駄に生きようと諭すTOKYO FM最悪。だから過去に生放送でカス呼ばわりで歌われるんだわ、てめぇだけ生き延びようとする魂胆見え見えw

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  • 匿名さん 通報

    相模トラフ大島沖に停泊の米海軍ミリアスミサイル駆逐艦、海自たかなみ護衛艦には精巣卵巣へのFCS レーザー攻撃疑惑、地震トリガー疑惑があり金銭目的の創価学会との癒着も酷いらしい

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