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日テレの視聴率が下がり始めた…凋落突入時のフジテレビと酷似、編成全体に綻び

2018年7月11日 19時50分

 2017年度はテレビCMに関わる部分で、いろんな変化が顕在化した1年だった。広告主の視線が厳しくなってきたからだ。その結果として今春から、「テレビスポット取引の新指標」として、 「ALL&P+C7」(個人全体視聴率&リアルタイム番組視聴率+タイムシフトCM視聴率)が使われ始めた。従来の視聴率が世帯から個人となり、タイムシフト視聴率も勘案されるようになったのである。

 ところが5月、民放キー各局の決算が明らかになると、状況はかなり深刻なことがわかってきた。全局の広告収入が前年度比でマイナスに転じていたからだ。これはリーマンショックが起こった2008年度および2009年度以来で、テレビ広告が厳しい状況に晒されていることを示している。
 
 視聴率争いでトップを独走してきた日本テレビも、広告収入で前期比マイナスなった点は、業界を驚かせた。盤石といわれたトップ局に何が起こっているのか、各種データから読み解いてみよう。

●成長に陰り

 同局の決算は12年度から絶好調が続いた。ただし16年度以降はやや雲行きが怪しい。連結の売上高は、12年度の3264億円から15年度には4000億円を超えた。単体の売上高も2739億円から15年度には3000億円を超えた。連結の営業利益も12年度の354億円から15年度には500億円を超え、50%の伸びである。単体の営業利益も、12年度の288億円から15年度には450億円を超え、50%超の伸びとなった。

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