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ウナギ、年間2700キロ超が廃棄…一部スーパーの「ニホンウナギ」、DNA検査で相違

2018年7月12日 19時05分

 国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは6月29日、自由報道協会で記者会見を行った。小松原和恵氏(海洋生態系担当)と石原謙治氏(キャンペーナー)の両氏が登壇。同月に公表した「ウナギ流通実態の調査結果」「プラスチック海洋汚染の国内外の動向とその問題点」についてあらためて説明し、記者団からの質問に答えた。

 まず、小松原氏がウナギの調査について発言。調査は昨年9月~今年1月にかけて大手小売業者18社を対象に行った(うち16社が回答)。ウナギ加工品(以下、蒲焼き)の調達に関してのアンケート、各社が販売した蒲焼きのDNA検査が主な内容だ。

 昨年販売された蒲焼きは16社すべてがニホンウナギでヨーロッパウナギの販売はなかった。取扱量を答えた12社の合計だけでも年間1200トン超が販売されている。

 昨年、少なくとも10社(イオン、イズミ、オークワ、ダイエー、バロー、平和堂、マルエツ、ユニー、ライフ、ラルズ)では消費者に購入されず廃棄した商品があったと思われる。処分量を回答した5社の合計だけで約2730キロに上った。

 蒲焼き55点のうち2点で、アンケート調査で企業が回答した種とDNA検査の結果に相違が見られた。オークワとユニーは「ニホンウナギのみ」と回答。だが、DNA検査ではアメリカウナギとの結果が出ており、ずれが確認されている。

 ウナギの流通に関しては「密漁」に代表される不透明な部分が存在すると、かねて指摘されてきた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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