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文科省局長汚職、大学補助金と官僚の息子の裏口入学の「闇」

2018年7月12日 19時50分

 文部科学省の私立大学支援事業をめぐり、同省科学技術・学術政策局長だった佐野太容疑者(4日付で大臣官房付)が、東京地検特捜部に受託収賄の疑いで逮捕された。佐野容疑者は、東京医科大学(東京都新宿区)から「私立大学研究ブランディング事業」の支援対象選定で便宜を図るよう依頼された見返りに、今年2月、息子を同大に不正合格させてもらったとされる。

 特捜部の任意の事情聴取に対し、東京医科大の臼井正彦理事長と鈴木衛学長はこうした経緯を認めているが、10日付の新聞報道によれば、佐野容疑者は容疑を否認しているという。

 大学関連の著作を多く持つ評論家の島野清志氏は、「大学を長年取材してきて、こんな露骨な話は聞いたことがない」と語る。

「医大では昔から、多額の寄付金を出せば入学させてもらえる裏口入学の話はあった。恐らく今でもあるかもしれない。医大はとにかくお金がかかるので、開業医の二代目などにはそんな話があった。ただ、大学側は箸にも棒にもかからない学生を受け入れたりはしない。合否のボーダー線上にある学生について、寄付金次第で入学させるという話だ」

 今回の事件はそうした寄付金絡みのものではなく、国の補助金とエリート官僚の職務権限が絡んでいる点で前代未聞だ。

「大学が国の補助金を受けるバーターとして、文部官僚の天下りの面倒をみるという話なら、一般的に行われていることだ。つまり、佐野容疑者自身の退官後の天下りを約束していたというなら、事件にならないし大きな問題にもならない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「文科省局長汚職、大学補助金と官僚の息子の裏口入学の「闇」」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    昔某大学で推薦に足りなかった成績を0.1ポイント100万と平気で言っていたけどな。

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