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豪雨や洪水、東京周辺・北海道・東北でも発生の可能性大…全国的にシビアウェザー増加

2018年7月12日 19時45分

 西日本を襲った「平成30年7月豪雨」では、全国で死者が150人以上(10日現在)に上り、平成に入って最悪の豪雨災害となった。「日本全域で集中豪雨、洪水などのシビアウェザーに十分に気をつけなければならない時代に突入した」と指摘をする災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏に、今回の豪雨災害の教訓などについて聞いた。

――今回の豪雨をどうみますか。

和田隆昌氏(以下、和田) これほどまでに広範囲に前線が停滞し、なおかつ長期間にわたって雨が降り続けたことは、平成に入ってから例がありません。被害を及ぼした地域の状況を考えると、土砂災害の割合が多いです。瀬戸内海と山脈にはさまれた地域に被害が発生していますが、この地域は晴天が多く、普段は雨があまり降りません。この地域に大雨が降ったことで、大きな災害がもたらされました。

「平成26年8月豪雨」は、広島市安佐南・安佐北区で土砂災害・洪水・浸水などの被害を街全体にもたらしましたが、これは「線状降水帯」により雨雲が次々と発生し、激しい降雨となったことが原因でした。今回は「線状降水帯」が次々と西日本で大規模に発生し、記録的な豪雨となり、人的被害をもたらしたのです。

――これだけの豪雨というのは、今後は増えるのでしょうか。

和田 世界的に大気中の水蒸気の量がかなり増えており、それに伴い日本周辺の大気の状況も大きく変化しています。「日本列島は雨増えたよね」と思っている方も多いでしょうが、実際には全体の降水量はそれほど増えておらず、単位時間における降雨量が増えたのです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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