0

安易な登山は危険!遭難者急増の実態…多さ目立つ「シニア遭難」、疲労で登山途中に「行動不能」も

2018年7月13日 00時00分

 梅雨が早々に空け、夏山シーズンの到来だ。登山ブームの再燃以来、山岳遭難の増加に歯止めがかからない。

 警察庁が6月21日に発表した「平成29年における山岳遭難の概況」によると、2017年の発生件数は2583件で、前年比88件増。遭難者は3111人で同182人増え、死者・行方不明者は354人で同35人の増加となった。発生件数および遭難者数は、統計の残る1961年以降、過去最悪である。

 この10年間の推移をみてみよう。2008年の発生件数は1631件、遭難者数は1933人だった。13年に件数が2172件と2000件を突破し、遭難者も2713人へと激増した。15年には2500件を超え、遭難者も3043人と初めて3000人台に達した。そして昨年、ついに過去最悪の遭難状況となってしまった。10年間で件数は1.58倍、遭難者数は1.61倍になった。

 ここでいう山岳遭難には、登山だけでなく山菜・茸採りや観光、渓流釣り、スキーなども含まれているが、遭難者数でもっとも多いのが登山(ハイキング、沢登りなどを含む)で、2223人と71.5%を占めている。意外と多いのが山菜・茸採りで380人、12.2%となっている。

●遭難でもっとも多いのは「道迷い」

 次に遭難の態様(原因)をみてみよう。上位は「道迷い」1252人(40.2%)、「滑落」524人(16.8%)、「転倒」469人(15.1%)、「病気」232人(7.5%)、「疲労」175人(5.6%)、となっており、これらを合計すると全体の85.2%に上る。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「安易な登山は危険!遭難者急増の実態…多さ目立つ「シニア遭難」、疲労で登山途中に「行動不能」も」のコメント一覧 0

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!