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W杯「最軽量」乾貴士の才能を飛躍的に伸ばした指導法…あえて体を鍛えさせなかった?

2018年7月14日 00時00分

 2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦で、ベルギー相手に今大会ベストゴール候補ともいわれるシュートを決めた乾貴士。「大会最軽量」とも言われた乾だが、セゾンFCから野洲高校に進学をした頃は今よりもさらに細く、ひ弱なイメージが付いて回る身体だった。

だが、野洲高校サッカー部を率いる山本佳司監督の目には、眩い光を放たんとしているダイヤの原石として映っていた。

「乾はセゾン時代から抜群のテクニックを持っていたが、滋賀県トレセンから関西トレセンの選考会に行っても、周りの大人から『上手いけど…小さいし、出来ないことが多すぎるね…』と言われて、落とされて来た選手。本来あれくらいの選手ならいろんなJユースや強豪校の間で争奪戦になるはず。そうならなかったのは、選手への判断基準が未成熟だからだと思いましたね」(山本氏)

 山本氏は当時をこう振り返ったように、フィジカル的に周囲の選手より劣る乾は、正当な評価を受けていない印象を受けた。

「誰も出来ないようなボールの持ち方、そして常に相手の逆を取る『駆け引き』の上手さには、すごく才能を感じました。だからこそ、その長所を高校3年間でより伸ばそうと思ったんです。手っ取り早く勝とうと思ったら、高校時代から乾にどんどんフィジカルトレーニングをさせていけば、もっと良い成績を出せたかもしれません。でも、それだと将来的に選手として行き詰まってしまうんです。

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